抗うつ剤の予防効果|うつ病の治療を進めていくには!診断が必要不可欠

抗うつ剤の予防効果

鬱

フィードバック作用の予防

鬱病とは、気分が落ち込み、様々な行動に対する意欲が失われる気分障害の一種です。気分の低下は体調にも影響し、症状が進むと日常生活を送ることが困難になってしまうため、単なる「気分の問題」として片付けるのではなく、病気としてきちんと診断し、治療することが重要です。鬱病にはたくさんの種類があり、一般にイメージされる症状に必ずしもあてはまらない場合もあります。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。気分の低下、興味・喜びの喪失などを特徴とする、いわゆる「普通の」鬱病には、大うつ病性障害という名前がつけられています。この診断を難しくするのが、双極性障害です。躁状態が存在するので、鬱病であることに気づくのが難しくなります。軽度の抑うつ症状が長期間続くのは、気分変調性障害という種類です。気分の問題として扱われてしまうことが多いので、これも診断が難しくなります。さらに、精神的影響よりも身体的影響の方が強く出る仮面鬱病という種類もあります。これも、ほかの病気と混同されやすく、診断が難しい傾向があります。鬱病は、基本的には脳神経の病気です。鬱病と診断されると、病院から抗うつ剤が処方されますが、これらは脳神経に直接作用する強力な薬なので、市販の薬局などで購入することはできません。ただし、漢方薬を主成分にしたものや、精神を落ち着かせるサプリメントは購入できます。脳神経には、落ち込んだ気分を増幅してしまう作用があります。つまり、一旦軽い鬱症状を経験すると、楽しさを感じる脳の活性が低下し、さらに鬱症状を進行させてしまいます。これはフィードバック作用と呼ばれます。市販の抗うつ剤が人気なのは、このフィードバック作用を予防する効果が見込まれるためです。軽い薬でも、服用することで良いサイクルが回り出すようになる、と言ってもいいかもしれません。市販の抗うつ薬は、弱い薬なので副作用の心配も低いです。鬱病と診断されてからでは治療も難しくなるので、「ちょっと気分が落ち込んでいるな」と思ったときは、風邪薬と同じような感覚で気軽に抗うつ剤を服用してみるのもいいかもしれません。

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